北海道フィギュアみやげ VOL.4

トラクター

道内で主流の大型トラクター「ジョンディア」をモデルに制作。
手のひらに乗る小さな模型でも大きなトラクターだと伝わる特徴をピックアップした。
原型制作:谷 明

北海道フィギュアみやげ VOL.4

牧場

日本一の酪農王国・北海道を象徴する風景。フィギュアとして本来見せるべき乳牛と
人物の顔をあえて見せないで斜め後ろからをベストアングルに制作。
原型制作:松本 栄一郎

北海道フィギュアみやげ VOL.4

アイヌ像

北海道の民芸品といえばアイヌの木彫製品。ノミで彫った時の木彫りの質感を意識した。
既存のアイヌ像の立体化ではなく造形作家のオリジナルデザイン。
原型制作:田熊 勝夫

北海道フィギュアみやげ VOL.4

毛ガニ

北海道の特産物を代表する味覚のひとつ。がっしりと肉厚の身体を表現した。
彩を良くする為にヒノキの葉も造形している。
原型制作:寺岡 邦明

北海道フィギュアみやげ VOL.4

タンチョウ

釧路湿原などに生息する希少種。優雅に首を持ち上げて鳴いているタンチョウを造形、
ベースを少し広くとり釧路の雪原を表現している。
原型制作:松本 栄一郎

北海道フィギュアみやげ VOL.4

THE フトッチョバーガー

函館のソウルフード「ラッキーピエロ」の名物メニュー。食材が側面からでもわかる様にレタスの艶、
コロッケの衣の質感等にいたるまで繊細に再現。
原型制作:寺岡 邦明

北海道フィギュアみやげ VOL.4

襟裳岬灯台

「新千歳空港限定」

「日高山脈南端の襟裳岬に建つ大型灯台をスノードームにした。若干デフォルメを加え
スノードームに適した『あたたかみのある造形』を目指した。
原型制作:村田 明玄

北海道フィギュアみやげ VOL.4

おたる政寿司

小樽の寿司屋通りを代表する老舗。黒の陶器の器に並べた時に最も彩よく見える様、
ネタを選んで制作。右からズワイ蟹、鰊、時鮭、平目、鮪でガリも添えられている。
原型制作:寺岡 邦明

青い池

美瑛町にある「青い池」は、自然の色とは思えないほどの鮮やかな青色で「ビエイブルー」と呼ばれ、
池の中には立ち枯れた木々が並び、幻想的な風景を湛えています。
この池は、十勝岳の火山災害防止のために作られた堰堤に美瑛川の水が貯まり偶発的できたもので、
青く見える原因は未だ明確にはされていないという、自然が生んだ不思議スポット。
雪景色に映えるビエイブルーの美しい風景がApple社公式の壁紙にも採用され話題となりました。

住所:北海道上川郡美瑛町白金
アクセス:JR美瑛駅から車で約25分
見学可能時期:雪解けの春〜積雪前まで

萌えっ子フリーきっぷ

札幌の北、西沿岸部の留萌を中心に運行している沿岸バス(株)が発売している広域周遊きっぷ。
増毛町〜豊富町を結ぶ総延長228.5kmの路線が乗り放題となります。
「萌えっ子」はもちろん留萌から、キャラクターの名前は路線内の地名や名産から、
また、国道231号・国道232号から「増毛☆豊富 日本海ふさふさ(2323)街道」とつけるなど、地元をユニークなネーミングでPR。
毎年、新キャラクターが発表され、道内のみならず、全国で人気を集めています。

沿岸バス(株) / http://www.engan-bus.co.jp

美人の湯・モール温泉

温泉王国といわれる北海道ですが、その中でも世界的に珍しいのが十勝川温泉の「モール温泉」。
「モール」とは、ドイツ語で泥炭を意味し、一般的な温泉が鉱物性なのに対して、モール温泉は、
植物が長い時間をかけて堆積した亜炭層から湧出するため植物性有機物を多く含み、肌への刺激が少なく、
天然保湿成分を多く含むため、湯上りにお肌しっとりツルツル効果を実感する美人の湯として知られています。

十勝川温泉
アクセス:JR帯広駅より車で約20分
音更町十勝川温泉観光協会 / http://www.tokachigawa.net

角屋のやきそば

かつて炭鉱の街だった美唄市の地元メーカーが販売する『角屋のやきそば』。
抗夫たちが仕事の合間に汚れた手でも手軽に食べられる商品はないかと考え、昭和45年に発売。
以来、学生たちのおやつとしても人気となり、地元では定番となりました。
独特なのがその食べ方で、皿も箸も使わずに、袋からクッと押し出してそのままガブッとかぶりつくのが常識!

味付けゆで焼きそば〈復刻版〉
5食入 / ¥729(税込)
(有)角屋 / http://xn--ogt727h.com

■ 生姜ラーメン みづの

私にとってのキング・オブ・ラーメン。
それは、旭川のロータリー近くにある「みづの」の生姜ラーメン。

なぜなら、
・生まれて初めて入ったラーメン屋さんが「みづの」。(たぶん)
・人生で一番多くの回数を食べているラーメン店が「みづの」。(たぶん)
・亡くなったおばあちゃんの家に行くと昼にいつも出前を取ってくれるのが「みづの」。(間違いない)
以上の理由で、私のDNAに「みづの」の味が染みこんでいるのです。

「みづの」は、先代のお父さんが50年位前に開いたお店。
その後を継いだ2代目の今のご主人は、実は東京の有名大学卒の元エリート銀行マン。
そして一緒に店を切り盛りしている奥さんも、某有名国立大学を卒業しバリバリのOLさんからラーメン屋の女将さんに転身したのだそう。

立地的には決して目立たない、言ってみればかなり地味な場所。
でも店内に入ると、実は有名人の色紙で壁面が埋め尽くされるほど地元では有名で、特にラーメン通には知られた名店。
過去には、東京出店や商品化のオファーもあったそうですが、
それには見向きもせず旭川のお店での味にこだわり、
夫婦で「みづの」の味を地道に守り続けています。

生姜ラーメン みづの
住所:旭川市常盤通2丁目

いとうファーム

伊藤 儀さん(江別市出身) 柏村 章夫さん(山口県出身)

大学の入学式で席がたまたま隣だった。狭い座席でお互いの肩がガシガシあたっていた。
金髪だった伊藤の容姿と態度から「何だ、このふざけた野郎は!」と思っていた柏村。
一方、「こいつと仲良くなろう」と思っていた伊藤。そんな出会いの翌日には家で一緒に遊ぶ仲になっていた。

伊藤の実家は、もともと麦・豆・米を作る農家。大学卒業後、ハワイで農業を学び日本の農業との違いを知った。
柏村は大学3年の時に休学し、バックパッカーの旅へ。オーストラリアでは現地の小学生に踊りを教えるボランティアもした。
全く違う道を歩んだ二人が、江別で再び共に歩むことになった。

お互いを認めつつ、でも負けたくない。2人の方がもめることもわかっていた。
けれど、苦しいことは半分に、喜びは2倍以上に、1人よりも2人の方が面白い農業ができる!
次世代に「農業ってかっこいい!やってみたい!」と思ってもらえる農業を目指し、肩をガシガシぶつけあい同じ夢に向かっている。

そんな男たちの農場「いとうファーム」。さぞや豪快な農業なのかと思いきや、珍しい野菜などを少量多品種で手がけ、
毎週日曜日には色とりどりの野菜たちが並ぶおしゃれなマルシェが開かれている。

いとうファーム
住所:江別市豊幌26–7
https://www.facebook.com/ito.farm.hokkaido

ふたりのマルシェ < 日曜朝市 >
住所:江別市野幌住吉町25–48(2番通り)
開催日:毎週日曜 9:00 – 12:00

[お問い合わせ]
TEL : 090-7778-4100
MAIL : ito.farm.hokkaido@gmail.com

市川燻製屋本舗

市川 茂樹さん

10年程前の土曜日の夕方、何気なくつけたTVに映し出されたのは、煙の中から現れる白いひげをたくわえた優しい笑顔の男性。
満面の笑みでスモークサーモンを取り出す姿に、何故か直感的に『いずれこの人と働くことになる』と思ったのが始まりでした。

そして1年後、偶然その白ひげの男性と出会うことになります。
TVで見た優しい笑顔そのままに、お客さんに声をかけ試食を振る舞う白ひげの男性、それが市川社長でした。
これをきっかけに、僕は仕事としてお手伝いさせて頂くことに。直感が現実になりました。

地元・岩見沢野菜を使ったスモークに挑戦して誕生した「たまねぎのスモーク」は癖になる定番人気。
一番人気の「さばのスモーク」は、「岩見沢なのに、さば?」なんて質問を受けますが、
『北海道』というブランドだけに頼りきらず、本当の美味しさを追求する。
それ故、道外の良い素材も取り入れるし、素材の種類もありきたりな「燻製」とは全く違った個性派揃い。

「美味しい食材にやさしく煙をかけると更に美味しくなるんだ!煙は大切な調味料と同じなんだよ。」

白ひげの社長の手で大切に大切に作られたスモークたち。
新感覚スモーク【KEMURI】として日本全国にお届けしています。

(文・市川燻製屋本舗 マネージャー 菅原正人)

市川燻製屋本舗
住所:岩見沢市大和3条5丁目29番地
http://www.ichikawakunseiyahonpo.com
http://www.rakuten.co.jp/smokedhokkaido/